妊娠中は授乳中は身体の外も中もとてもデリケート。
女性ホルモンのバランスも大きく変わり、妊婦さんは食べるものから化粧品まで気を使わなければなりません。
でも、やっぱり女性です。
美白化粧品って妊娠中でも使えるものなのでしょうか?

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妊婦さんは美白化粧品を使うのが我慢して・・・!
これは良くて、これはダメみたいに細かく分類するのは難しくなります。
なんといっても化粧品に使われる成分は1万種以上あります。
中には問題のない成分もありますし、避けたい成分もあるんです。
化粧品はいくつもの成分が複合して出来ています。避けたい成分をピンポイントで回避するのは難しいですよね。
答えとしては【使わないほうがいい】ということになるんです。
肌から取り入れる成分はダイレクトに吸収されてしまう。
口から取り入れた成分は肝臓である程度解毒され排出されます。
そのため、避けたい成分が全身に回ることはほぼないのですが、毛穴を通して肌から取り入れた成分は肝臓を経由しません。
ダイレクトに体内に取り入れられてしまうんです。

授乳中も避けたほうが無難です。
食べ物でもすぐに悪い影響を受けるのが母乳です。
カレーなどの刺激物は避けたほうがいいと良く言われますよね。
授乳中の母親が食べたものが影響して、母乳を飲んだ赤ちゃんにアレルギー反応が出てしまったというケースはごまんとあるんです。
妊娠中に気になる黒ずみが増えてしまう理由
妊婦さんは急に黒ずみが気になりだしたということがあります。
だから美白化粧品・・・という考えにいたってしまうんですよね。
これには理由があるんです。
原因は『妊娠によるホルモンの変化』です。
妊婦さんは妊娠を継続するためにホルモンのバランスがいつも以上に大きく変化していきます。
妊娠20週目を経過すると急激に増えるホルモン
- エストロゲン(卵胞ホルモン)
- プロゲステロン(黄体ホルモン)
妊娠を続けるためにとても重要なホルモンなのですがシミや黒ずみの原因にもなってしまうんです。
理由はメラニン色素を刺激してしまうから。

妊娠中に特に黒ずみやすい箇所
- 脇
- 乳首、乳輪
- デリケートゾーン

妊娠中のシミは一時的なものが多い。今は我慢の時
だからといって美白化粧品を使うのは赤ちゃんに悪影響がでるとは言い切れないので避けたいのです。
妊婦さんのホルモン変化は決して身体に悪いものではありません。
妊娠した女性には誰にでも起きることなんです。
この時に増えたシミや黒ずみは半年くらいで消える人がほとんどなのよ。
必要以上に悪化させないために出来ること
ケアできない状態で乾燥が重なると肌ダメージの原因となります。
この段階で出来ることはしっかりとした保湿をして肌を守ることです。
でも、刺激性の少ない保湿クリームで優しくケアするくらいにとどめておきましょう。
